母をももクリ2日目のLVに連れて行った話

ツイートしようと思ったら、長くなってしまったので、こちらに記載します。

 

昨日のももクリLV夏菜子ちゃんのことを「ももちゃん」しおりんのことを「さおりん」あーりんのことは「あーりん」れにちゃんのことを「紫」と言う母を、はじめてももクロちゃんのライブを見に映画館に連れて行きました。

コールは全然なく、半数ぐらいは座って見てる感じの会場で、母もずっと座って見ていたんですけど、ノリノリになる感じもなかったので、どう思ったかすごく気になってて、帰りに「ももクロのライブはどうだった?」と母に聞いたら、「みんな真面目だな」と。

「みんなって誰?」と聞いたら、「ももクロもだし、ももクロのファンもだし、バンドも、みんなだよ」と。「どういうところが?」と聞いたら「テレビとかでももクロが映ってたやつを見て、こういう感じだろと思ってたのと、全く違った。もっとアイドルっぽく、ぽわぽわとか、平坦に歌ってんのかと思ってた。みんな真剣に歌ってた。ほんとに真剣だった」と。

「1番ビックリしたのは夏菜子だね。あの子はほんとに「歌がヘタ」ってことを言われ続けたんだろうね。それで一音一音、直したんだろうね。あいうえお一つ一つ。普通ならたぶん歌うの嫌になるくらい。そうとうトレーニングしなきゃ、あの歌い方はできないよ。それで歌う口の形ができたんだろうね。歌い方は美空ひばりみたいだと思ったよ。歌い出し、2音ずつだしてるの。「悲しい」と思って歌う悲しいの「し」と思って歌わない「し」は全く違う。「会いたい」の「あ」も。夏菜子のは、全て感情が入った発音だったね。天性のもので片付けれないよ。あれはほんとに訓練してる。ほんとにビックリした。踊りながら、反射的にちゃんと声がでるボイトレもしてるんだろうね」と。

「ファンもすごいね。みんな命がけだね。あんなのほんとの会場にいたら、私はずっと鳥肌立ってるわ。映画館にもいろんなファンがいたけど、私みたいにはじめてきたっぽい人が恥ずかしそうにライトを少し振ったり、テンポ合ってないけど一生懸命叫んだりするおじさんもいたし、アンコールの時に、1人突然立ち出したお兄さんは、何するんだろうと思ったら、おっきい声でアンコールって叫び出して、ここでアンコールしても、聞こえるわけじゃないのに、ほんとに好きなんだね。普通の眼鏡かけた、合唱コンクールでは口開けてなさそうな感じのお兄さんがあんなおっきい声でだよ。まじめにももクロに命がけだね」と。

「バンドの人も3時間半もやってたら疲れてるだろうに。あだ名で呼ばれて、タメ口でも、いい関係なのが伝わったね。ももクロとライブするのがほんとに幸せって顔してたね。テレビとかでも普段あんな、弾いてる人の顔とか映らないよね。ももクロのライブだと、お父さんここで弾いてるよってのが、すぐ娘に言えるね」と。

最後にももクロちゃんの話に戻って「紫は口の開け方が上手だね。音がはっきり、響く開け方してた。丁寧に音をだしてたね。しおりんは… あの子は器用なんだろうね。耳のやつ何回も確認してたね。いい声だし、もっとあの子なりの声の出し方と口の開け方を掴んだら、もっといいだろうね。あーりんはあの顔で意外と声が低いんだね。びっくりした。みんな歌が上手くないって思ってるってすごいね。あんなに上手いのに。でもまだまだできるって本人が思ってるってことは、まだまだよくなるね。まだ伸び代があるってすごいことだよ。普通あんだけできたら、もういいってなるよ。お母さんの目には、すごい一生懸命で、真面目に頑張ってる子達って見えた。あんな踊って歌うのなんて、一曲でも無理だよ」とのことでした。

 

とりあえず、はじクロをそっとリビングに置いてきました。また暑くも寒くもない時期に関西で着席指定のライブがあれば、今度は一緒に現場に行きたいなぁ。