ももクロの緑という存在から成仏した緑好きの話②

なんだかんだ桃響導夢ライブまでのあいだ、ももクロちゃんは好きなんだけども、好きなんだけどもと、自分の好きの気持ちをどこに重心置いたらいいか、わからない気持ちで春一以降過ごしておりました(※1)

前回のブログに続き、5月23日のライブの感想やら、これからの思いやらについて思うことやらについて、ごちゃっと綴ります。 

 

(※1)これが

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こんな状態になってたという感じでした
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前回のブログ

 

5月23日
いよいよやってきた桃響導夢ライブ。
4連番申込可にびっくりしながらも、平日まさか満員御礼になるなんて申し込んだ時点では思ってもなかった。追加公演をやることになることも。幸い23日のチケットは当選し、青春ツアー終了後は楽しみでしょうがなかったけど、春一を経て、なんかモヤモヤしながら、春一の会場となった布引グリーンスタジアムを見に行って、春一とは違って桃響導夢のライブはももクロちゃんがある意味、ももクロちゃんのためにやる意味合いが強いライブになるのかななんて、いろいろごちゃごちゃ考えていた。そういうことも含めて、私はももクロちゃんのライブ楽しみ!!!ひゃっほい!!!!仕事頑張る!!!!って思考でしか、ももクロちゃんのライブに対して思ってない部分が多かったから、すごく稀有な時間でした。

春一と違い、overtureを運営が決めてくれていたこともあり、開幕までの間のovertureどうしようと頭がぐるぐるすることはなかったし、後はかますだけ!と思って待機するのは、なんだかこれもはじめての感覚でソワソワした。(い!く!ぜ!の感覚をつかむために、事前にカラオケに行って、試して見るぐらいには不安だった)

今回4連番まで申込たこともあって、ももクロちゃんの曲はいつも私がカラオケで歌うから知ってる&ライブ映像見て楽しそうだと思ってたし、行ってみたいと言ってくれた友人も一緒に参戦し、まず開演前のメンバーの収録挨拶の時から、ペンライトがキレイなことに驚いてた彼女はovertureを聞いて、目が飛び出そうになっていた。「まじ、ヤバイね」って。春一の時にはなかった褒め言葉に感じた。私も久々の血が沸騰するようなovertureに頭のネジが外れました。

そして1曲目
Z伝説~ファンファーレは止まらない~
なんだこれ、めっちゃ好き。前山田氏やっぱりすごいなと、特撮ソング感あって、テンションあがりました。私はももクロにつぎ込む前は特撮沼にいた人間で、特にゴーバスターズという戦隊モノが好きで好きでお金注ぎ込んだんですけど、ゴーバスは特撮初の試みで28話からOP曲が変わったんです。ぜんぜん違う曲に。なんかそん時ぐらい、興奮しました。(わかりづらくてすみません)
変わらない良さと、変わる良さをここまで両立させることってできるんですね。ほんと、好きな曲がひとつ増えました。

そっからマホロバってまじか…!と思いながらBC、ゴルヒスとテンション上がりまくりでした。個人的に楽しかったけど、謎のタイミングのココナツ含め、あつのりよ、これがももクロってことですか?とか思いながら、DNAでまじで互いの涙拭いあえる人と一回連番してみたいなとか夏菜子ちゃん、しおりん、れにちゃんがトライアングルで涙拭ってるとこを見て思ったりしてたら、桃色空。移動曲でも好きだよ、桃色空。そんでデコレーションからの怪盗少女。脳みそ休ませる気ないやつかと思いながら、とりあえず、ずっと楽しくてヤバかった(語彙力)

そっからのアレですよ…
あーりんがキメっキメっの顔してるし、あーりんしか見えなかったから、思わずここにきてだてありか?と思っちゃいましたよ。だてありでもぶち上がる心の準備できてたわけですよ。そっからの

「ゴ」

人間って「ゴ」で泣けることをはじめて知りました。
しかもゴリラの「ゴ」
もうすごすぎだな?
あーりん様、スペシャルキングゴリラすぎて。
泣きながら、ウホウホして、しかも振り変わってるから、サビで突き上げた右手が迷子で、よくわからん動きを繰り返して、無法地帯ゴリラとか化してたよ。ほんとに。
次からもうちょっと、頭の良さそうなゴリラになっときます。
あーりんほんとにありがとう。ゴリラパンチで泣く人生あると思ってなかったよ。ほんとありがとう。

そんで蝶野さん。TEAM2000。好きな方からしたら、豪華すぎるゲスト。まさか闘魂ビンタほんとにやるわけないと思いつつ、ちょっと夏菜子ちゃんと一緒に歯を食いしばっちゃったよ。
その後のやりとりとか、もうなんか、みんな可愛すぎだよ…

決意を新たにというフリからの全力少女。労働讃歌。コノウタ。ほんとに上がりっぱなし。

そして、かかる愛のメモリー。松崎さんを探すゲームからの、サビの合唱。メンバーも褒めてくれてたけど、びっくりするぐらい揃ってて、友人は、なんで愛のメモリーみんな歌えんの?って笑ってた。もうそれに違和感を感じれないけど、ほんと特殊なことなんだよなぁと松崎さんが来る時に、ももクロちゃんのライブをはじめての子と行くと実感する。
ミュージカルも楽しみだな〜

笑ー笑、吼えろからの『Z』の誓い
カッコいい。なんであの子たちはあんな戦闘力高い顔もできるのだ…

「永遠だったはずの未来でさえも
コワレモノと知って人は戦士に生まれ変わる
まずは胸に咲いた 小さな夢を守るんだね
闇に潰されないように 守れるかな?
迷うことも任務さ TEAM『Z』」

ちょっと待って… 『Z』の誓いも泣ける歌でしたっけ。誰かタイムストーン持ってるの?ドクター夏菜子?ドクターしおりん?ドクターあーりん?ドクターれにちゃん?誰か未来見にいって、この歌詞になったの?最後のZポーズ、れにちゃんが腕折れてた時みたいになるのかな?と思ってたら、もう想像の上行きすぎてて、ほんとすごかったです。

青春賦は、言わずもがな。4人のハーモニー素敵でした。

アンコールが始まり、今宵での夏菜子ちゃんの「10周年、本当にありがとう」からずっと目頭が熱いままだった。散々煽ってバンド紹介かい!とズコーっとしてしまったのは置いといて、クローバーとダイヤモンドの4人の歌声、素敵だった。ずっと素敵だったばっかり、言ってるけど、本当に素敵だった以外言葉が出てこなくてすみません。

そしてラストのあの空へ向かって
1月21日に幕張メッセで見た、あの空から4人であることは変わらないのに、ほんとにキラキラしてて、あの時のあーりんが不安そうな顔がよぎったけど、今回は本当にそんなことなくて、すごく進化を感じた。

恐竜は強かったけど、滅びてしまったのは、環境に対応できなかったからと、環境に対応し、変化できる存在こそ、強いというのは生物の時間に聞いた話だけど。

そういう意味で、ももクロちゃんって、強いなって思った。
若くなくなったから、世代交代にて対応という形ではなく、本人たちが自分たちの環境の変化に応じ、変わっていくアイドルグループ。環境対応型アイドル。強い。

そんなことを思いながら、メンバーの挨拶。
みんなの言葉が素敵すぎて、涙なしには聞けなかった。
あーりんが「ここまでももクロをやってきてよかったなってすごく思いました。辞めていっちゃったあかりんとか杏果とかに今のももクロいいだろ!て言いたいくらい、」
って言ってくれて、「杏果」って言ってくれて、それだけで、ストンと落ちるものがあった。
しおりんの言葉の節々には、本当に決意というか、覚悟を感じた。

夏菜子ちゃんの挨拶は、なんというか、話してくれて、ありがとうという気持ちでいっぱいでした。
杏果の卒業発表後、目が虚ろな夏菜子ちゃんを見て、幕張メッセでついてこいって言えないって言ってた夏菜子ちゃんが心配で仕方なかった。だから「俺らが支える」って8文字はいつもより全力で叫んで、ペンライトを振ってた。
進んでいってもいいのかなって夏菜子ちゃんが1mmでも思ってくれたんだったら、杏果がいなくなった後に、どうしようもない気持ちのままだったけど、現場に行って、応援し続けて、意味があったかなって思った。

「アイドルが最強だって、ももクロってホントに楽しいって。そんなふうにもっともっとたくさんの方に思ってもらえるようにがんばりたいと思います」
って夏菜子ちゃんが言ってくれたから、胸を張って、改めて「ももクロってめっちゃ楽しいです」って周りに伝えていくよと思いました。

2015年にはじめてライブに行ってから、ももクロちゃんのライブ初めて見る人と連番したり、連れていったりした人を数えてみたら合計17人。
みんな感想は一様じゃなくて、
「めっちゃかわいい」
「現場に女子多い」
「統率力やばい」
「ファンはどこで教育受けてるの?」
「歌は上手くないね」
「MCゆるいね」
「ペンライトきれいだね」
とか、本当に色々だったけど、みんな

「すごい楽しかった!」
ってそれだけは、共通してた。

2015年という年に初めて現場に行ったため、ずっと現場に継続して行ってる人や、国立を機に現場に行っていない人いずれにも、言われたのが
「国立までが1番面白かった」
「国立がピークだった」
コレもきっと言った人にとっては、事実なんだと思う。言われて、なんか悔しいなと思うこともあった。

でも私は
「今、めちゃくちゃ面白いですよ」
と声を大にして言いたい。

いつ見ても、面白いですよと。
いつから見ても、面白いですよと。

あのラストの曲中でない場面の、世界のももクロNo. 1コール

泣きながら抱き合ってる4人の美しさ

ほんとに好きだなと思いました。

ももいろクローバーZというアイドルが見せてくれる全ての景色が。

ももクロちゃんには、ずっとずっと、面白い景色見せてくれることを期待しているし、できる応援は本当にしていきたい。

なんか、そんなことを思った10周年記念の桃響導夢ライブでした。ちょっとは「TDFの覚悟」というタイトルに私自身の思いも沿えたかななんて思ったりしました。

そしてこの4ヶ月間振り返ってみると、杏果があのタイミングで卒業発表をして、1週間後、幕張メッセで卒業ライブ。唐突でしかなかったし、もう何も考えられなかった。卒業ライブを見届ければ、思いを整理できるかなと思って臨んだ部分もあったけど、杏果が最後の挨拶で言った「これは4人の、これからのためにこうするしかなかったから」という言葉がその時は咀嚼できませんでした。でも23日の4人の姿を見て、ようやくあの言葉の意味が、杏果の思いがわかった気がしました。4ヶ月かけて長い小説をようやく、読み終えたようなそんな感覚。全てが無駄じゃない。そんな物語だった。いや、いくつか、それは要らんやろってのもあったけど。

新たな物語はもう既にはじまっている。
新章にも期待しかない。

でも、1月15日から始まった1つの章を、いつ読み終えるのか、はたまた終わらない章になるのか、はたまたページを捲らずして、そっと本棚に戻すかは、人それぞれだと思う。

なんて、なんかポエムっぽくなって、恥ずかしくなってきたので、もう本当に最後に、ももいろクローバーZと、ももクロの緑という存在と、有安杏果さんについて出した結論。

全部、全力で好きなままでいっか、と。

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もうただそれだけだなと思った。

好きになったものは、好きなままで、好きなもの増やしてく。
無理に気持ちを抑えることとかせず。
誰に迷惑かけるわけでもないし、基本的に私自身の財布以外に。

ももクロに緑はもういない。

もうももクロに緑が好きという気持ちを満たしたいってことは求めないし、緑のものが好きな気持ちは、ももクロちゃんにハマる前同様に他で満たす。

有安杏果さんはもうももクロにいない。

それでも、TwitterInstagramで元気な姿、杏果がやりたいことを少しずつ伝えてくれてる。それを見守れるっていう幸せなことがひとつ増えたかなと。

ももクロちゃんは元気と笑顔をもたらしてくれる。それを全力で応援し続ける。これからも、ももクロちゃんの活躍をお祈りするだけでなく、ちゃんとお布施し続けます。

 

と、とりとめもない文章をここまで読んで頂き、ありがとうございました。

次何かのタイミングで書くまでには、文章力養っておきます。

 

最後に、ももクロの緑という存在には本当に感謝しかありません。

前回のブログと重ねてとなりますが、私にたくさんの出会いや、笑顔、元気をもたらしてくれて、今まで本当にありがとうございました。