私はここで置いていかれようと思う

水春さんの脱退をまだ受け止められていない、水春さん推しだったひとりのオタクの福岡公演後の気持ちの吐露です。


327日はそもそも福岡へ行くか迷った瞬間があった。

もともと今回のツアーは全通しようと決めていたし、223日は初日の公演だし、初福岡楽しみだなと思いながらチケットを取った。

非常事態宣言を受け、327日に延期され、その日はエビ中の大阪公演のチケットをFC先行で既に取っていたこともあり、どちらの現場に行くかかなり悩ましい選択だった。

その後、日程的にはB.O.L.Tの謝恩会も捨てがたい上に、あくる28日はとき宣のライブにエビ中のライブ終わりに夜行バスで行く予定であったりと、27日の福岡公演、1公演ぐらい干してもいいのでは?という若干のグラつきがありながらも、その会場毎にフィーチャーされるメンバーがいること、またそのメンバーのフィーチャー曲が各会場で披露されること、会場限定のグッズがでることが発表され、やっぱり今年はukka1番に推すと決めたしなと思い、3月の頭にエビ中の大阪公演2日目は泣く泣く諦めた。


札幌公演を見て、福岡のあやめちゃんフィーチャー回、ほんとに楽しみだなと思ってた。

髪色がちょっと落ち着いてミルクティー的な色が出てきた頃であろう水春さんに会えるのも本当に楽しみだった。



そんな中、突然の脱退の発表を受けて、しばらくほんとに何も考えれなかった。



20日は東北産のライブのTL見て、グギるだろうな〜

21日はアメフラのライブのTL見て、グギるだろうな〜

と思っていたけど、なかなかTwitterを開いて、いろんな言葉を目にするのもしんどくて。


スタプラアイドルの曲を聴くのも、なんだか辛くて、専らスピッツスガシカオを聴いて過ごしてた。



その間、2回の水春さんのインスタライブを聞いて。



やりきれなかった。

書いて責めることがないようにってことだし、アレだけど。

でも、やっぱりこんなのってないよ… って思わざるを得なかった。



26日、エビ中の大阪公演

パフォーマンスが良かったのはさることながら、ぽーちゃんの最後のMCにちょっとだけ前を向けた気がした。

6人のエビ中じゃなくて寂しくなる人もいるよねという寄り添う言葉。今のメンバーにしか出せない良さがあるし、同様に新しいエビ中にしかだせない良さもあるし、新しいエビ中が楽しみだと、そして味変という言葉のチョイス。笑

泣きながら久しぶりに笑えた。



福岡で4人のukkaを見たら、4人のukkaの姿を推せるかなって気持ちに少しだけなった。



そのまま夜行バスで福岡について、あやめちゃんのマスクと2S券枯れたら悲しいし、朝一物販に並ぼうと思ってたけど、ちょっとその気力はなくって、しばらくぼーっとして、開演時間30分くらい前に会場に向かった。

各公演のフィーチャーメンバーと2S取ろうって札幌公演の時に決めてたから、あやめちゃんの分だけ買おうと思ってたけど、これが最後になったらどうしようとよぎってしまい結局全員分買ってた。



会場に入って、BGMで久しぶりにukkaの曲を聴いた。



札幌より少しだけ席が前で、ステージよく見えるなと思いながら座って開演を待った。


私は基本ぼっちオタクで、だいぶ席もまばらな福岡の会場に何人ぐらい入ってたのかわからないけど、ほぼその中で唯一と言ってもいい、お知り合いの方がたまたまお隣の席で、こんなことあるんやって開演前に少し気持ちが安らいだと同時になんかもう油断したら泣きそうだった。



そしてあの静かに心が高まるいうか、映画の始まりのようなovertureが流れ、出てきた4人。

あたりまえだけど水春さんがいない現実に打ちのめされた。


札幌公演同様に、Poppin'love!!!でスタート。


「新しいストーリー」

という歌詞がこんなに身を切られるように響くことあるのかと思った。

1部は気付いた時には泣いてた。


2部のさいしょのさいしょでは、円陣の形態の部分でメンバーが自分の名前を言う演出は初めて見るものだったので驚いた。


振付で1番気になってたのが、水春さんが振り付けた

時間。光り輝く螺旋の球。


ドアが閉じてく

夜がやってくる


の部分、元はみっぴちゃんと水春さんが上手で2人でやる振付だったのが、札幌では水春さん1人が上手で回ってたところ、福岡ではもあちゃんが上手で1人ちょっと違う振りになってて、振付の先生が考えたのかな、メンバーが考えたのかなとか、最初の立ち位置は5人の時のままだったはずだから、これからどう完成されていくのかなと思って見てた。


1部終了後、特典会に参加される方はそのまま席で待機してくださいというアナウンスがあったので、お見送り会だけじゃなくて2Sの分もという感じに聞こえ離席せずに待ってたけど、その後、お見送り会参加の方だけ残ってくださいというアナウンスに変わったので、席を立った。

全員とあやめちゃんのフィーチャー曲の振りのレクチャーしてもらったポーズで2S撮って頂いた。

今日のライブすごく良かったよって、可愛かったよって、2部の特典会買う予定なかったけど、結局全員分買って、伝えた。チョロいオタクだから。



4人のパフォーマンスは本当に素晴らしかった。

1週間でどれだけの努力をしたのだろうと。

完璧であるように感じた。

1部では一瞬たりとも歌詞を飛ばさなかった。(はず)

気迫を感じた。

気迫って言っても、別にずっと怖い顔してたとかじゃなく、みんなニコッとしてたし、すごく楽しそうだったし、表情豊かだった。


2部のラストのあやめちゃんのMCで振付のさとみ先生とお別れすることになりましたってお話と1週間めっちゃ頑張ったってお話のとこで、涙が溢れるのを耐える姿を見せるメンバーにこちらは号泣だった。


空ちゃんが歌うとここのパート、こんな感じで可愛いニュアンスになるんだ。

りじゅちゃんが歌うとここのパート、こんな感じで力強いニュアンスになるんだ。

もあちゃんが歌うとここのパート、こんな感じでポップなニュアンスになるんだ。

あやめちゃんが引き継いでたパートは正直把握出来なかったくらい、完璧だったなと思う。



この公演での姿に胸を打たれて、4人のukka良いなって、これからも推そう!

水春さんは水春さんの道を歩んでください!

応援してます!



と思えればどんなによかったか。

私はそうは思えなかった。



4人の頑張りには胸を打たれた。

だけど、正直それ以上でもそれ以下でもなかった。



もう水春のこと、何もなかったみたいに。


そのことに、ただただ怖さを感じて。


なんで何も悪くないであろうメンバーが神妙な面持ちで頭を下げているんだろう。


「今回の件この様な事になり申し訳ありませんでした。」


「新たに4人のukkaとなりましたが」


なんなんだろう。ほんとにこれだけなのか。






日曜日に行われたばっしょーちゃんととき宣のライブ

28日のばっしょーちゃんのライブはアーカイブで見返してたのだが、一部も二部もとっても良かった。


蒼良ちゃんが最後に

「星野蒼良、ばってん少女隊、やりきりました!!」

って胸を張って言い切ってる姿とか、

愛ちゃんが蒼良ちゃんに抱きつきにいく姿とか、

最後の一面青色のペンライトの中で、Happyを歌い上げる姿とか、

卒業ライブとしても本当に素敵だった。

その後のシャチの菜緒ちゃんのインスタにも感動した。


間髪入れずの怒涛の展開にもびっくりしたけど、5人のライブがものすごく良かっただけに、私自身はそわそわしながら42日を待っている。


とき宣の春の燦々ワンマンライブも2部をアーカイブで見たのだが、とにかく勢いがすごい。もう超楽しい。熱い。可愛い。用意されてる映像のクオリティが全て高い。準備が素晴らしい。MCもメンバー一人一人のコメントもとてもしっかりしている。

1部とセトリも全くと言っていいほど違い(テーマの違いから)両部とも現場で見たかったと思うライブだった。Zeppツアー、少なくとも1公演は入りたいし、FCイベもどこかの日程が当たることを祈ってる。





素敵なライブを立て続けに見た。


そして思うのである。

ukkaはなぜと。

こんな未来、想像していなかった。



メンバーが1人グループからいなくなる。

事象は同じでもこうも違うのかと。




他所と比べるなと言われても、比べてしまう。

私は1人しかいないから、現場が被ったら、優先順位を決めなければならない。

突然、石油を掘り起こして富豪になることもないから、全ての好きに対して、お金をかけれない。

なんとか分裂して23人に分かれて、23倍の給料を得て、3箇所現場掛け持ちできないものかなって、ときたまアホみたいに考えるけど、ムリだし。(そりゃそう)



すでに決して安くはない投資をしているのである。

なんのためかって、5人のukkaが武道館に立つ姿を見たいって割と本気で思ってたから。



でももうZeppツアーから先、投資したいと思うかどうかは正直わからない。

ukkaのメンバーのことは本当に大好きである。

そして曲もパフォーマンスも本当に大好きだ。



ただ、もう、これで水春のことが終わるのであれば、私はもうこれ以上、着いていくのは現時点では難しい。




私は一旦、ここで置いていかれようと思う。